「年末ジャンボ宝くじ」や「toto BIG」などを購入した人は当選発表までの期間に「当たったら何に使おうかな~」なんて考えている人が多いと思います。考えている間はわくわくしますが現実なかなか当たりません…。
当たったら「何を買おうか」と考えたことがある人は多いと思いますが「税金はいくらかかるのかな?」と考える人は少ないかもしれません。
結論から言うと宝くじの配当金に税金はかかりません。実は購入額の中に税金が含まれているため配当金を非課税で受取ることができます。
株式や投資信託で儲けが出た場合「申告分離課税」として利益に対して約20%(20.315%)が税金として徴収されます。仮に100万円の利益が出れば約20万円の税金がかかります。(NISAなどは税金の優遇があります)
競馬や競輪でボートレースなどで儲かったお金については「一時所得」として課税対象になります。一時所得は50万円以上利益が出た場合に課税対象になります。なので税金がかからない場合の方が多いのですが50万円以上の利益が出た場合には確定申告が必要になります。平均的な年収の方が競馬で100万円儲かった場合おおよそ2~3万円程度の税金がかかります。1億円儲かった場合の税金は2000万円程度になります。
積立型の保険を解約した場合に利益が出た場合も「一時所得」の対象になります。これも競馬などと同じで50万円以上の利益が出た場合に課税対象となります。長期間支払って100万円の利益が出た! でも素直に受け取ると約20万円の税金を払わなくてはなりません。(受け取り方やタイミングの工夫で一時所得は税金を下げられる可能性があります)
医療保険やがん保険で給付金をもらった場合は保険の対象者(被保険者)が受け取る場合は非課税となります。がん保険の診断一時金で300万円を受け取ったとしても税金はかかりません。(契約形態によっては例外もあるので注意)
税金にもたくさんの種類がありますが、賢い人はいろいろな節税対策をしています。 少しの工夫で税金を減らしたり無くしたりできる場合もあります。
特に相続税は効果が大きくなります。質問などあればご相談ください。
注意:基本的な仕組みについて述べたものであり例外もあります。