落雷によって建物や家電製品に損害が出た場合、火災保険が適用できる可能性があります。
火災保険という名称ですが火災以外の損害に対しても保険が使えることは多くあります。
住宅用の火災保険は保障対象として「建物」と「家財道具」もしくはそのどちらかを対象にしています。
事例① 【落雷でテレビが故障した】 家財道具を補償する保険に加入していて落雷が補償範囲に含まれていれば火災保険を使える可能性があります。
事例② 【落雷でエアコンが故障した】 落雷でエアコンが壊れたが、保険の内容を確認したら家財の補償に加入していなかった。 この場合でも火災保険が使える可能性があります。 実は、エアコンを建物としての保険の対象に含めている火災保険は多いです。 建物に固定されているものに関しては「建物の一部」として保険対象になる可能性があります。ソーラーパネルなども同様の考え方です。(賃貸の場合などは要確認)
【定期的に補償内容の確認を】
火災保険の補償範囲は火災、落雷、強風、雪、水害、その他。
契約によって補償内容は異なりますが火災以外でも使えることが多いです。 せっかく加入しているのに「知らなくて請求しなかった」はもったいないです。火災保険について質問等があれば気軽にお問い合わせください。
【悪徳業者にはご注意ください】
「火災保険でリフォームできる」「家の修繕に給付金が出る」などといって修繕工事の契約させる。申請した結果保険対象外。でも修繕工事はキャンセルできない。キャンセル料を請求された。などといったトラブルが多発しています。 経年劣化等に保険は使えません。ご注意ください。