スーツやスニーカー、腕時計などを購入する際、自分好みにカスタマイズして購入する方が増えているようです。既製品ではなく好きなパーツやカラーを組合わせたりして自分だけのオリジナル商品が作れると人気になっているようです。
先日、対応したお客様の相談事例を紹介します。 夫35歳、妻37歳、長男4歳、長女1歳の4人家族。現在、生命保険には加入しているが今の保険で保障額は足りるのでしょうか? との相談でした。 担当者による加入前のヒアリング不足がによってこういった「生命保険に入っているが不安」とおっしゃる方が増えているのではないかと思っています。
こういった方には、まず生活費や住宅費など現在の生活状況、さらに将来のイメージ(ライフプラン)などを伺います。 子どもの進学の予定(希望)や現在の居住費が家賃なのか住宅ローンなのか。などなど。
それらの情報から統計などと照らし合わせることで、今後の生活費や教育費の推移など将来必要な資金が具体的にイメージできます。将来の必要資金がイメージできれば、万が一夫が亡くなった場合に何年後にいくら必要になるのか、トータルでいくら必要なのかが具体的な数字でイメージできるようになり、それに合わせた保険設計をすることで本当に安心できる生命保険の形が見えてきます。
今回の相談者の場合、夫が今亡くなってとして30年後までの試算は以下のようになりました。
➀ 夫死亡後の必要資金(生活費、住宅費、教育費など) 約9700万円
② 国からの公的な保障(遺族年金) 約4100万円
③ 準備すべき不足額 ①-②= 約5600万円
相談者の加入している保険の死亡保障は2320万円でした。現状加入の生命保険では 今夫が亡くなった場合には約3280万円不足する。という試算結果となります。 計算上、10年後程度までならまかなえるが大学費用までは難しいとお伝えしました。
「これでは安心できないですね…」とのことで保険の見直しをすることになりました。 現状よりも保障額の高い生命保険に変更しましたが、保険の組合せ方を変えることで「掛け金はあまり変わらずに安心を得ることができた」と喜んでいただけました。 しっかりとしたヒアリングをすることで生命保険もカスタマイズができます。それぞれに合わせた安心の形を提供することが可能です。
必要資金の試算、遺族年金の試算などご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
投稿者:文字山